
小学5.6年生・中学生から初めて英語教室に!という駆け込み受講が近年増えています
小学校で英語が教科化され、なんとか間に合わそうと考える保護者も少なくありません
今回は、小学校英語導入後の現状と問題点、対策についてお伝えします
1. 「私たちの頃」と「今」の英語教育、こんなに違う
保護者の皆さんが中学生だった頃、英語は「中学1年生から初めて習う科目」でしたよね。
しかし現在の子どもたちは、小学校でも英語がスタートし、5・6年生では正式な“教科”として評価対象 になっています。
親世代と比べて何年も早く英語を学び始めている のです。
この変化により、英語が得意な子と苦手な子の差が、小学校の段階からはっきり表れ始めています。
2. 小学生の約3割が「英語が苦手・嫌い」と感じている!
文部科学省の調査によると、小学生の約3割が英語を「苦手」「きらい」と回答 しています。
その背景には次のような要因があります
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おぼえる語彙・内容が多すぎる
- 内容を理解しないまま次に進んでしまい置いていかれたと感じる
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早くから英語を習っている子との差に焦りを感じる
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発言すること、話すことへの恥ずかしさや抵抗感を感じる 間違いを恐れるようになる
- 授業そのものに興味がわかない つまらないと感じる
英語教育が早期化する一方で、楽しむ前に苦手意識を持つ子どもが増えている のが現状です。
3. 英語嫌いの原因は「小学生のつまずきポイント」にあり
英語嫌いの子がつまずく共通点
① 音とスペルの不一致に戸惑う
英語の「聞こえ方」と「つづり」が違うため、書くことに苦手意識を感じやすい。
日本語の平仮名は「あ」=「あ」と発音するのに対し
英語は「a」≠「エー」と単語の中で発音しない 「apple」⇒「エーピーピーエルイー」とは発音しない!
⇒ここで大切なのはフォニックス!文字と音の連携!音読してルールを身につけよう!
② “話す”ことへの不安
発音に自信がなく、「恥ずかしい」「間違えたくない」と話すことを避けるように
英語の楽しさを知って得意になって自信を付けよう!
③ 得意・不得意の差が早期に広がる
英語教室に通う子はどんどん進み、そうでない子は置き去りに。
現在全国の小学生のうち、学校外で語学教室などに通っている子どもは5割弱 約半数が学校外で英語学習をしています
(地域格差有)
そのため学校の授業しか受けていないと授業自体が難しく感じられてしまう
こうしたつまずきが、「英語嫌い」を生み出すきっかけになっています
4. 家庭でできる「英語嫌いにしない」サポート方法
英語を苦手にしないためには、家庭でのちょっとした関わりがとても大切です
(英語だけでなく他の教科や物事にも共通している)
🌟 1. 英語を“遊び”として取り入れる
英語の歌、アニメ、ドラマ、ゲームを通じて自然に英語の音に触れる環境づくり
🌟 2. 学校や英語教室で学習したことを共有
習った単語やフレーズなど、確認して親子で共有! 生活の中に英語を取り入れて抵抗感を軽減
🌟 3. “間違えてOK”の雰囲気を作る
正解よりも「話そうとする勇気」を大切にすることで、英語に慣れ、自信が育ちます
🌟 4. 比べない・焦らせない
他の子と比べるよりも、「今日は言えたね!」という小さな成長を一緒に喜びましょう!
家庭の関わり方ひとつで、英語への印象は大きく変わります

5. CAL English Schoolの取り組み
当校 では、子どもたちが英語を「好きになる」仕組みを大切にしています。
✅ 年齢に合わせたカリキュラム設計
読む・書く・おぼえる・慣れるだけでなく、探求心を育てるカリキュラム
子どもたちの興味関心をかきたてます
✅ 一人ひとりに寄り添う指導
「できない」を放置せず、つまずきを見つけて小さな成功体験を積み重ねます
✅ 文化を通じた英語体験
言語だけでなく、世界の国々の文化や環境問題、自然や科学、様々なトピックスを学習することで
英語を「勉強」ではなく「体験」として身につけます
私たちは、「英語=暗記」ではなく、「英語=コミュニケーション」を目指した教育を行っています
6. 最後に 英語を始めるのに「遅すぎる」ということはない
保護者世代が「中学から始めた英語」を前提に考えると、今の英語教育は想像以上に進んでいます
中学英語の内容はすでに高度化しており、小学校での土台づくりが欠かせません。
「英語はまだ早い」と思っているうちに、苦手意識が定着してしまうケースも少なくありません
英語が“当たり前の時代”を生きる子どもたちにとって、早めのサポートが重要で早期学習にはメリットが大きいです
当校では、「英語を楽しむ」「自分で学ぶ・使う」力を育てるレッスンを行っています
体験レッスンも随時受付中です。ぜひ一度、英語の楽しさを体感してみてください!